表面張力を使ってティーバッグのしずくを垂らさない方法
はじめに
みなさん、最近紅茶を飲みましたか?
紅茶はコーヒーや緑茶等とともに日本人の間で親しまれ、現在でも一般家庭で当たり前のように出されている飲み物です。
紅茶には粉末をお湯に溶かして飲む方法、葉を直接湯通しして飲む方法等がありますが、一番多いのはティーバッグをお湯につけて飲む方法ではないでしょうか。
しかし、紅茶も「ティーバッグを上に引き上げるとしずくが下に垂れてしまう」という難点があります。
しずくが下に垂れればテーブルや床をティッシュで拭かなければいけません。それだけでも小さなストレスです。
これを何の道具も使わずに解決する方法はないのでしょうか?実はあるんですね。
以下の章では、紅茶のティーバッグのしずくが下に垂れないようにする方法を「続続・伊東家の食卓 裏ワザ大全集 21世紀版」のアイディアをお借りして画像付きで検証し、現在社会の中で今回の裏ワザがどのような価値づけがなされうるかを検討します。
この裏ワザができれば気持ちがいいものです。
ティーバッグで紅茶をいれる際には、この裏ワザを思い出して、是非お試しください。
準備するもの
- 無し
紅茶のティーバッグのしずくが下に垂れないようにする方法
ティーバッグが入ったままの紅茶
ティーバッグが入ったままの紅茶です。
下に垂れてしまったティーバッグのしずく
ティーバッグをそのまま上に引き上げるとしずくが下に垂れてしまいます。
紅茶の表面につけられたティーバッグの底
なので、ティーバッグの底を紅茶の表面に約2秒間つけます。
結果
ティーバッグを引き上げてもしずくが下に垂れません。
どういう原理なの?
ティーバッグを普通に持ち上げたときは、地球の重力によってティーバッグの水分は下に移動し、しずくが落ちてしまいます。しかし、ティーバッグの底を紅茶の表面につけると、ティーバッグと紅茶の境目に表面張力が働き、ティーバッグの中に残っていた水分が紅茶の方に吸収されていくのです。それでまったくしずくが垂れなくなるということです。
まとめ
紅茶は老若男女を問わず、日本人だけでなく世界中のたくさんの国の人びとのコミュニケーションの潤滑油として今も昔も機能しています。
それだけに紅茶はグローバルな規模で見ても需要が高いです。
日本では若干量しか生産されていませんが、需要を十分に賄うだけの紅茶が輸入で入ってきています。したがって、紅茶を飲んだことは無いという読者の方は少ないのではないでしょうか。
そういう紅茶の大量生産・大量消費の現実から捉えると、今回お送りした「ティーバッグを引き上げてもしずくが下に垂れない」裏ワザは知らない人にとっては非常に有用であると考えます。
道具を使わないし、覚えてしまえば非常に手軽で短時間で終わる有用な方法だと考えられます。
普段から紅茶を飲んでいる方はもちろん、あまり飲まない人も是非頭の片隅に置かれることをお勧めします。
参考文献:続続・伊東家の食卓 裏ワザ大全集 21世紀版