短時間で完成!黄身と白身を分けてから焼く目玉焼き
はじめに
朝ごはんのおかずと言えば目玉焼きが真っ先に思い浮かびますよね。みなさんは「目玉焼きを早く焼きたい!」と思ったことはありませんか。
フライパンを熱し油をひく、生卵を割って入れる、水を少し入れて蓋を閉める、蓋を開ける。ここまでの作業で10分前後かかってしまいます。
朝ごはんは簡単でいい、朝食を作るのに時間をかけたくないという方にとっては、目玉焼きがなかなか焼きあがらないのは小さな苦痛です。
そこで以下の章では、卵の黄身と白身を分離させてから焼く方法を「続続続・伊東家の食卓 裏ワザ大全集 2002年版」のアイディアを参照しながら画像付きで説明し、目玉焼き作りの時間の短縮を試みます。
この手順で、いつもの約半分に時間が短縮されるはずです。
いつも当たり前に思っている手順で目玉焼きを作っている私たちですが、ちょっとの工夫で早く目玉焼きが仕上がるようになるので、この裏技を是非お試しください。
準備するもの
- フライパン
- 油
- 水
- 卵
目玉焼きを作る時間を短縮する方法
熱したフライパンに油
中火でフライパンを熱し、油をうすくひきます(ハムやベーコンを入れたい方は、白身と黄身を落とす前にお焼きください)。
フライパンに入った卵の白身
殻を利用して黄身と白身を分離させ、卵の白身だけフライパンに入れます。
白身に乗った黄身
そしてすぐに白身の上に黄身を乗せます。
蓋に入った白身と黄身
少し水を入れて蓋をして熱します。
結果
焼き時間は、固焼き約3分30秒、半熟約2分で完成です。
どういう原理なの?
ふつうに卵を割ると、黄身は濃厚卵白に覆われている状態になっています。 このため、熱が白身に遮られる形になり、直接熱が伝わっていないのです。裏ワザを行うと、白身と黄身を切り離しているので、黄身にも直接熱が伝わり、早く固まるというわけです。
まとめ
日本の朝食と言えば目玉焼きが定番です。
レストランに行っても、ホテルや旅館を訪れても、よその家におじゃましても、朝食で目玉焼きが出てくることはしばしばありますよね。
目玉焼きは、オムライス、親子丼、卵焼き等と同じく家庭でも手軽に作れる卵料理です。
目玉焼きはできたらそのまま醤油をかけて食べてもいいですし、ご飯に乗せて食べてもいいですし、食パンに乗せて目玉焼きトーストにしてもいいです。
よく料理していて手軽に食べられるからこそ、やはり作る速度は追求したいものです。そうした意味で今回の実験した裏ワザは、実に活用しがいのある裏ワザだと解釈できます。
ただ、この裏ワザは殻を使って黄身と白身を分離するちょっとしたテクニックが必要です。それさえできれば、問題なくきれいに焼きあがるでしょう。
普段から目玉焼きを料理している方はもちろん、あまり料理しない人も是非これを機会に、短時間でできる目玉焼き作りに挑戦されることをお勧めします。
参考文献:続続続・伊東家の食卓 裏ワザ大全集 2002年版