アウトドアする方必見!ドラム缶風呂の作り方と入り方
はじめに
キャンプや被災地支援で活躍するドラム缶風呂。一度は入ってみたいと思いませんか?
大自然の中でも「お風呂に入りたい」、「シャワーを浴びたい」と思うのは、至極当然のことです。
以下の章では、ドラム缶の中に水を入れてU字溝を使って火をおこし、五右衛門風呂ならぬ「ドラム缶風呂」ができるまでの過程をを画像付きで説明します。
日常で利用することは無いかと思いますが、キャンプや被災地支援など風呂が無い状況に遭遇した場合に知っておくと便利ですので是非頭の片隅に入れて頂けると幸いです。
準備するもの
- ドラム缶(200L)
- 蓋(木製。ドラム缶の表面を覆う形のもの)
- ホース
- 水道管
- U字溝(ひび割れが無いもの)
- 踏み台(ビール瓶のケース等)
- すのこ(体を洗うために地面に敷く)
- ライター
- ベニヤ板(燃やして火をおこすため)
- わら(燃やして火をおこすため)
- 竹 (燃やして火をおこすため)
ドラム缶風呂の作り方と入り方
ドラム缶風呂の準備
ドラム缶風呂の準備をします。U字溝の上に綺麗に洗ったドラム缶を設置し、すのこの上にビールケースを置いて踏み台代わりにします。
ホースで水入れ
ホースで水を入れます。
丁度良い水位
人が一人入れるくらいの水位になったら水を止めます。
U字溝の掃除
U字溝をきれいにします。U字溝に割れが無いか確認するようにします。耐火性のあるブロックなどで代用しても良いでしょう。
U字溝の片側を点火
U字溝にベニヤ板を置きライターで燃やします。そして藁、竹の筒を追加していき、火をおこしていきます。 火が付きにくい場合はガスコンロを使うのが一番手っ取り早いですが、新聞紙があればそれを入れてもいいかもしれません。
U字溝を両方点火
片側のU字溝の火がある程度燃え上がったら、もう片側のU字溝も点火します。
湯かき棒を使用
湯かき棒でお湯の温度を均等にしながら湯加減をみます。
丁度いい温度
丁度いい温度になりました。
蓋入れ
ドラム缶の表面を覆う蓋を入れます。
足入れ
蓋の上から足を入れて入浴します。
結果
入浴の際は火を止めてもかまいませんが、火を止めずにホースの水でうめながら入浴を楽しむこともできます。
まとめ
ドラム缶風呂に入る際、容器は熱くならないのでしょうか?
結論から言うと、火が当たっている底が熱くなり、側面は熱くなりません。
そのため、五右衛門風呂のように木の蓋を底に沈めれば足が熱く感じなくなるのです。
その際に火を止めずにホースで水を少しずつ出していけば、長時間入浴が可能になり、大人数の入浴も対処できるようになります。
普段アウトドアをする方にはお勧めです。是非一度試してみるのも面白いでしょう。